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腰 痛み ストレス

ストレス性の腰痛@その原因と対策

腰の痛みはストレスも原因の1つになります。
それでは、なぜストレスが原因で痛みが発生するのか?
その仕組について書いていきます。

 

ストレスによって腰が痛くなるケースは、
筋肉の影響と、交感神経の影響の2つが原因です。
それぞれが腰の痛みを発生させるメカニズムについて見ていきます。

 

まずストレスによって筋肉がどのような影響をうけるのか見ていきます。

 

1.身体にストレスが掛かると、身体が緊張し筋肉が収縮する。

 

2.筋肉が収縮すると、筋肉内の血管が潰され、血流が悪くなる。

 

3.すると身体の組織が酸欠状態になり、痛みの物質がでる。

 

これが、ストレス時の筋肉の動きによる腰痛が発生する仕組みです。

 

 

次に、自律神経がどのような影響を受けるのかを見ていきます。

 

1.身体に強いストレスが掛かると、交換神経が活発になり、身体を守るために副腎皮質ホルモンが働き出す。

 

2.副腎皮質ホルモンの中にあるコルチゾールというストレスに対抗するためのホルモンが分泌される。

 

3.コルチゾールによって、血管の収縮が起こり、血流が悪くなり、組織が酸欠状態になり、痛みの物質が発生する。

 

これが、交感神経の動きに着目した時の、ストレス性腰痛が起こる仕組みです

 

このように、腰の痛みがストレスによって発生する仕組みは

 

ストレスによって、血行が悪くなり、組織が酸欠状態になるため、痛みが発生する。

 

という形になります。

 

ストレス性腰痛か否か今直ぐにわかる10個の質問

 

あなたは今、「ストレス性腰痛かも知れない」と悩んでいると思います。
腰痛の原因は色々ありますが、

 

ストレス性腰痛か否か

 

その判断ができる、簡単な10個の質問があります。

 

この質問はBS-POPと言いまして、実際に医療現場で使われている
質問集になります。

 

早速質問に答えてみてください。
2分ほどで終わりますで
ぜひお試し頂ければと思います。

 

質問1.泣きたくなったり、泣いたりすることがありますか

 

 

質問2.いつもみじめで気持ちが浮かないですか

 

質問3.いつも緊張して、イライラしていますか

 

 

質問4.ちょっとしたことが、しゃくにさわって腹が立ちますか

 

質問5.食欲は普通ですか

 

質問6.一日の中では、朝方が一番気分が良いですか

 

質問7.何となく疲れますか

 

質問8.いつもと変わりなく仕事ができますか

 

質問9.睡眠に満足できますか

 

質問10.痛み以外の理由で寝付きが悪いですか

 

各回答の数字を合計して15以上ある場合、ストレス性腰痛の可能性があります。

 

※本来は医師用、患者さん用の質問があり、その両方の質問の数値で判断しますが、
ここでは、簡易版として、患者さん用の質問だけ取り上げました。

 

下のURLには医師用の質問もございます。
Https://ds-pharma.jp/product/prorenal/knowledge/bs-pop/bspop.pdf

 

 

 

ストレス性腰痛を解決する3つの方法

 

ストレス性腰痛を解決する方法は、究極的には

 

1、ストレスの原因を無くせば良い

 

ということになります。

 

一番強烈なのは、

 

環境を変える

 

という方法です。

 

ただし、現実問題としてこの方法をなかなか
実行できる人は少ないと思います。

 

・仕事内容がストレスの原因なら仕事を変える
・人間関係がストレスの原因なら交流を絶つ

 

などがあると思います。

 

ただ、これはなかなか実行できない人が多いでしょう。
私も、現在は出来ません(汗)

 

このため、現在の置かれている環境下において、
いかにストレスと付き合っていくかが大切になります

 

人間は心と身体のバランスがとても大切です。

 

身体が健康でも、心が病んでいれば、快適な生活は送れません。
同様に、心が健康でも、身体が病んでいれば、快適な生活は送れません。

 

「心身ともに」という言葉があるように、両方のバランスが大切なのです。

 

このため、現在の環境下において、

 

2..精神的なストレスを解消し、リラックス効果を得る

3.肉体的なストレスを解消し、リラックス効果を得る

 

この2つを実行することが、ストレス性腰痛を解消する現実的な方法になります。

 

精神的なリラックスを得る方法としておすすめなものは、、

 

・アロマオイル(特にオレンジ、グレープなどの柑橘系、ラベンダーがおすすめ)を利用してみる

柑橘系アロマには、リモネンという成分が含まれております。
このリモネンには、
・筋肉を柔らかくする作用
・副交感神経を優位にして、不安やストレスを取り除く作用
・免疫力を高める作用
などがあります。
また、ラベンダーには、
・リラックス効果
・痛みを和らげる効果
があります。

 

アロマがなぜお勧めなのかというと、
香りが直接脳に作用するからです。

 

脳には、自律神経の中枢である視床下部があります。
香りの成分は鼻を通り、鼻の直ぐ奥にある脳の視床下部に、
ダイレクトに作用します。

 

このため高い効果が期待できるのです。
香りは視床下部にダイレクトに届くので、
自律神経の乱れを整えやすいのです。

 

このため、アロマは精神的なリラックスを得る方法として
イチオシになります。

 

・毎朝起きたらカーテンを明けて日光浴をする

この日光浴は、窓際にずっと待機する必要はありません。
朝の準備をするときに、陽の光を浴びながらやればOKです。

 

人間は、朝の光を10分ほど浴びると、夜10時以降に、
メラトニンの生成をより多く促してくれます。

 

メラトニンは、副交感神経を優位にして、気持ちを落ち着かせ
睡眠を助長してくれます。

 

精神的なリラックスには、質の良い睡眠が大切です。
「朝10分の日光浴」でメラトニンの生成を促しましょう。

 

 

・夜寝る前に温めた牛乳を飲む

 

温かい牛乳を飲むことにより以下の作用が期待できます。

 

1.胃腸を温めることにより、睡眠を促す
2.トリプトファンという成分が、セロトニンを生成し、睡眠を促す・
さらにセロトニンの代謝が進むとメラトニンを生成し、睡眠を促す
3.牛乳に含まれるかすり有無が、イライラを抑えてくれる。

 

肉体的なリラックスを得る方法

 

として

 

一日5分でできる簡単腰痛解消ストレッチがおすすめです。

 

筋肉にストレスが溜まると、固く縮み痛みの物質を発生させます。
精神的なストレス解消法も大切ですが、
やはり肉体的なケアも欠かせません。

 

その日の肉体的なストレスをその日の内に取り除く。
このことが、心因性腰痛を取り除く大切上でとても大切なことです。

 

痛みの物質を無くすには日々のケアが大切です。
その日の疲れや痛みはその日の内に解決し、
快適な生活を送りましょう♪

 

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