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腰痛 手術 治らない

腰痛が手術で治らないのはなぜ?@治らない原因と対策について

腰痛が手術で治らないのはなぜなのでしょうか?
その原因は、ずばり、日本の腰痛治療の前提が間違っているからです。

 

腰痛の起こる原因を履き違えているため、誤った治療方針で誤った治療を行う。
この結果、誤った結果、すわなちせっかく手術をしたのに腰痛が治らない。
という現象が横行しています。

 

これは、腰痛持ちの人にとってはたまったもんではありませんよね。
せっかく身体に傷が付くのを覚悟してメスをいれ、
腰椎ヘルニアを取り除いたのに肝心の腰痛が取れない。 

 

「これじゃ手術した意味無いじゃん」ということが
起こっているのです。

 

そもそも、現在の医学では「原因が特定できない腰痛が85%を占める」と言われております。
www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/1911-1_2d_0001.pdf
 (参照:厚生労働 資料)

 

 

これって普通に考えると恐ろしいことですよね。

 

「腰が痛いんです!」病院行けば解決できるはず!!

 

実際は「なぜ痛いのか原因がわからない」という腰痛が85%もあるという事実・・・。

 

このような現実を踏まえると、
「原因が特定できない腰痛」の場合、一か八かで身体にメスを入れる行為が
いかに危険な行為かという感じがしませんか?

 

だって、原因が違うかもしれないけど、原因かもしれないヘルニアを手術で取りましょう。
痛みが取れないかもしれないけど・・・

 

と言われているようなもんです。 
私なら絶対に行いません。博打、ギャンブルと一緒ですよね。
後遺症のリスクもありますし・・・。

 

このように、「腰痛の原因の85%が原因不明」という、現在の医学の現状が大問題なわけです。

 

では、なぜ、このようなことになっているのでしょうか?

 

損傷モデルは間違え

 

現在の医学で支持されている腰痛の考え方は「損傷モデル」という考え方です。

 

この損傷モデルとは
脊椎や腰椎等の筋骨格系の異常が痛みの原因とする考え方です。
もう少し噛み砕くと

 

.1.椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症で、神経が圧迫されている。だから腰痛が出る。
2.椎間板の老化によって、椎間板が潰れたり、すべり症、分離症など、背骨に異常が起きている。

 

だから腰痛がでる。

 

という考え方です。

 

 

腰痛が発生して、病院に行くと基本的には以下の流れになります。

 

1.腰痛が辛いんです・・・。
2.ではレントゲンとって検査しましょう。
3.ヘルニアある場合→ヘルニアがありますね。これが腰痛の原因です。とりあえずシップと痛み止めで様子を見ましょう。
もし酷いようなら手術しましょう。

 

4.ヘルニアない場合→骨に異常は無いですね。痛み止めとシップ出すので様子を見ましょう。

 

5.「手術でヘルニア取れ腰痛は取れますか?
「手術でヘルニアは取れますが、腰痛が取れるかはわかりません」

 

痛み取れないなら手術する意味無いじゃんってことになりますよね。

 

痛みの原因を損傷モデルに頼ると、現実問題として色々矛盾が生じてしまうのです。
損傷モデルでは、説明できない腰痛の種類が多すぎて、そもそもこの損傷モデル自体が間違っているという
結論が腑に落ちます。

 

損傷モデルの限界とは?

 

日本の腰痛治療の根本である損傷モデル。
「腰椎にヘルニアがあり神経を圧迫しているの、で腰痛が出ています。」
「骨が変形しているから痛みが出ています。」

 

これらは本当なのでしょうか?

 

「ヘルニアが原因で神経を圧迫して腰痛が出ているなら、ヘルニアを取れば治るはず」
だし、
「骨が変形しているから痛みが出ているのであれば、背中が90度に曲がったお年寄りの方は全員腰痛がある」
はずですよね。

 

ただ、現実問題として、ヘルニアを取っても腰痛が取れない人もいるし、背骨が90度曲がったお年寄り全員腰痛持ちか
というと、決してそんなことありません。

 

むしろ「どこも痛くない」という人が多いです。

 

となると、神経が圧迫されると痛みが出るという前提自体が間違っていると考えるのが自然では無いでしょうか?

 

ヘルニアを例に取ると

 

1.なぜヘルニアの手術をしても良くならないことがあるのか?
2.ヘルニアがあるのに腰痛がない人がいるのはなぜか?
3.腰痛がある人でも、ヘルニアが無い人がいるのはなぜか?
4.ヘルニア持ちが手術をしなくても腰痛が取れることがあるのはなぜか?

 

という疑問が起こります。

 

これらの疑問を解決するのに、
そもそも痛みの原因は神経や骨ではなく筋肉にあると考えると
全て解決します。

 

1.なぜヘルニアの手術をしても腰痛が良くならないことがあるのか?→ヘルニアは腰痛の原因では無いから。
2.ヘルニアあるのに、腰痛ない人がいるのはなぜか?→ヘルニアは腰痛の原因では無いから
3.腰痛があっても、ヘルニアが無いことがあるのはなぜか?→ヘルニアは腰痛の原因では無いから
4.手術をしなくても、腰痛が取れることがあるのはなぜか?→腰痛の原因はヘルニアではなく筋肉だから

 

骨の変形や神経の圧迫ではなくて、筋肉が腰痛の原因なんですね。

 

 

ここで、手術で腰痛が良くなった人もいるじゃないか!という反論についてお答えします。

 

手術で良くなったケースとして考えられるのは、
1.手術時の麻酔により、筋肉が緩んだ
2.麻酔により、痛みの信号がリセットされた。
3.手術を受けて物理的にヘルニアが取れるという安心感がでた

 

にすぎないのです。

 

手術はあくまでも最終手段 自分で出来る筋肉のセルフケアが大切!

 

手術をしても腰痛が取れないリスク
手術をした場合に起こる後遺症についてのリスク
手術をすることにより、身体に一生残る傷

 

 

これらを考えると、手術はあくまでも最終手段としてとっておくべきではないでしょうか?
あなたはこのページで損傷モデルについて知りました。腰痛の痛みは、骨の変形や神経の圧迫で起こるのではありません。
筋肉が原因で起こるのです。

 

まずは、腰痛の原因である筋肉のケアをおすすめします。

 

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